「360 Total Security」の使い方と性能評価

「360 Total Security」の使い方と性能評価

セキュリティソフト「360 Total Security」の使い方と性能評価を紹介します。

 

 

情報

開発:QIHU 360

料金:無料

広告表示:あり

 

説明

無料で使用できるセキュリティソフトの中では多機能です。有料版には追加のメンテナンス系の機能があり、広告は表示されませんが、セキュリティ機能に関しては機能制限はありません。脆弱性の修復やWi-Fiスキャンなどの機能がない「360 Total Security Essential」もあります。

マルウェアから保護するためのエンジンは、360 クラウドアンチウイルスエンジン、360 システム修復エンジン、360 QVMII 人工知能エンジン、Avira エンジン、Bitdefende エンジン、が搭載されています。

 

性能評価

ファイル数:2369

テスト日:2017/10/2

360 Total Security:2067

Avast 無料 アンチウイルス:2235

 

ファイル数:4064

テスト日:2017/10/3

360 Total Security:3340

Avast 無料 アンチウイルス:3724

Windows Defender:1091

 

ファイル数:3662

テスト日:2017/10/4

360 Total Security:3092

BitDefender Antivirus Free Edition:3415

 

マルウェアの検出性能に関しては360 Total Securityは悪くはない検出数ですが、BitDefender Antivirus Free Editionと比べると検出数は少なくなっています。マルウェアが動作した時の検知も含めるとBitDefender Antivirus Free Editionにはふるまい検知機能があるので、差はさらに広がる可能性があります。このように、エンジン開発元の製品と性能が同じとは限りません。

数十の危険サイトを開いてみましたが、ほとんどブロックしませんでした。

マルウェアはダウンロードされる前にブロックしますが、ダウンロードされてから検知することも多いように感じます。

評価に関してですが、評価機関では評価されていないので正確な性能は分かりません。

性能はあまり期待しないほうがいいと思います。

 

ウェブサイト

360 Total Security

 

機能

・マルウェア対策

・ランサムウェアブロック

・サンドボックス

・ネットショッピングセキュリティ

・プライバシー保護 (カメラ保護、キーロガー保護)

・インターネット保護 (ネットショッピング保護、危険サイト保護)

・システム保護

・脆弱性の修復 (更新の確認機能)

・Wi-Fiスキャン

・パソコンクリーンアップ (不要ファイルのクリーンアップ、アドオンのクリーンアップ)

・最適化による高速化

 

インストール方法

インストールの準備中なので待ちます。

「安全で高速なOperaブラウザをインストールします」はOperaが必要なければチェックを外します。

「インストールを開始」を押すとインストールが開始されます。

インストール中です。

インストールが終わると再起動を求められるので、「今すぐ再起動」を押します。

「スキップ」を押します。

 

画面

メイン画面です。

タスクトレイのアイコンです。

 

設定

設定を表示

矢印の部分を押すとメニューが表示されるので、「設定」を押します。

 

一般設定

●スポンサー付きコンテンツを表示しない

広告のことで無料版は有効にできません。

●ブート後に今回のブート時間を表示する

ブート時間(起動時間)を表示するかを指定します。普通は表示しなくていいでしょう。

●デイリーニュースを以下で表示

普通は表示しなくていいでしょう。

●自動更新の有効化

自動で更新するかを指定します。理由がない限り必ず有効にしておいてください。

●360セルフプロテクションを有効にする

マルウェアはセキュリティソフトを攻撃するものがあり、保護機能を停止されるなどのかのうせいがあります。それらから保護する必要があるので、必ず有効にしておいてください。

 

アクティブ防衛 – インターネット

●ブラウザサポート

危険なウェブサイトから保護する機能です。拡張機能をインストールする必要があります。インターネットを利用する場合は危険なサイトから保護する必要があり、必要な機能なのでインストールしておいたほうがいいでしょう。

●オンラインショッピングのセキュリティ

通知するかを設定するだけなので、通知しなくてもいいのであれば無効でもいいでしょう。

●ダウンロードのセキュリティ

通知するかを設定するだけなので、通知しなくてもいいのであれば無効でいいでしょう。

 

アクティブ防衛 – システム

●発見されたウイルスの処理方法

ウイルスが発見された場合に、自動で処理するのか自分で処理を選択するのかを設定します。

基本的に自動で処理したほうがいいので、「360 Total Securityがウイルスを自動的に処理し、元のファイルを隔離エリアにバックアップする」を選択してください。

●監視対象ファイルタイプ

監視するファイルの種類を設定します。

マルウェアはプログラム(exeファイル)とドキュメントファイルだけではなく、画像ファイルにも含まれていたりします。

「全てのファイルを監視」を選択しておいたほうがいいでしょう。

●USBメモリの挿入時にフローティングウィンドウを表示せず、静かにスキャンし、リスクがある場合に通知する

USBにマルウェアが含まれていても動作しようとすれば検知しますし、パソコン内にコピーすれば検知するはずなので、無効でもいいでしょう。スキャンしたいのであれば主導でUSB全体をスキャンすればいいですし。

●Windowsシステムの自動再生機能を無効にする

USBメモリなどを挿入した時に、自動でプログラムを実行する機能を無効にするかを設定します。マルウェアはこの機能を利用して感染を拡大させるので、無効にしておいたほうがいいでしょう。

●不要な可能性のあるプログラムのブロック

PUP (PUAなどとも呼ばれる) (不要及び好ましくないプログラム(ソフトウェア))のことで、マルウェアではないですが詐欺的なソフトウェアだったり、行儀のよくないソフトウェアなどが含まれます。

これによる被害は多いので、有効にしておいたほうがいいでしょう。

 

アクティブ防衛 – プライバシー

●カメラの保護

マルウェアがWebカメラを利用して盗撮することを防ぐ機能です。Webカメラを全く使用していないのであれば、「厳格モード」でいいでしょう。

●チャットのセキュリティ

通知が不要なのであれば無効でいいです。

 

ウイルススキャン

●マウスの右クリックでファイルをスキャン

不要であれば無効でいいですが、インターネット上からファイルをダウンロードするなど、外部のファイルを扱う場合は、右クリックからスキャンできるように有効にしておいたほうがいいでしょう。

●フルスキャンで圧縮ファイルをスキャン

圧縮ファイルの中にあるファイルをスキャンするかを設定します。圧縮ファイル内にマルウェアが含まれている場合があるので、有効にしておいたほうがいいでしょう。

●不要なファイルまたは疑わしいファイルをアップロードしない

PUPやマルウェアの可能性があるファイルをアップロードしないかを設定します。ファイルをアップロードすると詳しく調べられ、マルウェアと判明した場合は検知対応されます。

より多くのマルウェアを検出できるようにするために、無効にしておくほうがいいでしょう。

 

クリーンアップ

通知しなくてもいいのであれば無効でいいです。

 

各種保護機能の有効無効化とAvira及びBitdefenderのエンジン有効無効化

「防護」を押します。

「設定」を押します。

初期設定では「バランスモード」になっています。

「カスタムモード」は各保護機能を個別に有効無効にできます。

「セキュリティ優先」は全ての保護機能を有効にします。

設定を完了させる場合は「アプリケーション」を押します。

 

最適化による高速化

パソコン起動時に自動で実行するプログラム(ソフトウェア)を有効無効にします。無効にすると高速化できますが、必要なプログラムの場合もあるので注意が必要です。

 

クリーンアップ

履歴などの不要ファイルを削除する機能です。必要なファイルも削除されてしまう、何らかの問題が発生する、などの可能性があるので注意が必要です。

 

ツール集

王冠?マークがある機能は無料版では使えません。

●VPN

VPNは暗号化して通信する機能です。有線でネットワーク(インターネット)に接続している場合は問題ないですが、無線(Wi-Fi)で接続している場合は通信内容を取得される可能性があるので、通信を暗号化しておくほうがいいでしょう。

●ブラウザの保護

ブラウザの設定を変更されないように保護する機能です。Internet Explorerにしか対応していないので、使用する意味はあまりないでしょう。

●ファイアウォール

通信を監視して通信を制御したり、不審な通信をブロックする機能です。インターネットに接続しているのであれば、利用したほうがいいでしょう。

●脆弱性修復

ソフトウェアの最新版があるかを確認し、最新版があれば更新する機能です。ブラウザやFlash Playerなど主要なソフトウェアのみ対応しています。

●Document Protector

ランサムウェア対策機能になります。重要及び大事なファイルがある場合は、定期的なバックアップはしておいたほうがいいですが、機能を利用したほうがいいでしょう。

変更前のファイルをバックアップすることで、ランサムウェアに書き換えられたとしても元に戻せる機能なので、防いだり検知する機能はないようです。文書ファイルしかバックアップしないようなので、それ以外が書き換えられたとしても元に戻すことができず、限定的な保護機能になります。

●隔離サンドボックス

仮想環境でプログラム(ソフトウェア)を実行します。仮想化することで実環境に影響を与えることはありません。仮想環境でマルウェアに感染したとしても、終了すれば感染はなかったことにできます。ただし、送信されたデータが漏れます。ソフトウェアを試す目的で使用する場合に、仮想環境で実行させることで痕跡を残さないようにできます。

●ランサムウェア暗号解読ツール

ランサムウェアに暗号化されたファイルを解読するための機能です。対応していないランサムウェアであれば「No More Ransom」で配布されているツールを試すといいでしょう。

 

スキャン

エンジン有効化

左側の「ウイルススキャン」を押します。

初期状態では一部エンジンは無効になっているので有効にします。

赤枠の部分にカーソルを乗せると表示されるので、矢印の部分を押します。

BitdefenderとAviraのエンジンは性能が良く、これを有効にすることで高い検出性能を発揮します。

 

スキャン

ファイルを指定して右クリックする場合。

ファイル及びフォルダを選択して「360 Total Securityを使用してスキャン」を押します。

 

360 Total Securityの画面からスキャンする場合。

●クイックスキャン

簡単なスキャンで、感染しやすい場所だけをスキャンします。

●フルスキャン

全てをスキャンします。しっかり調べたい場合はこれを選択します。

●カスタムスキャン

スキャンする部分を指定できます。

 

スキャン中

 

検出

疑わしいファイルが検出された場合の画面です。

「今すぐアップロード」を押すとファイルがアップロードされ詳しく調べられます。チェックが付いているファイルがアップロードされます。

アップロードしない場合は「スキップ」を押します。

 

スキャン終了

スキャンが終了した時の画面です。

「完了」を押します。

 

分析エリア

分析のためにアップロードしたファイル一覧を見ることができます。

「分析エリア」を押します。

分析エリア画面です。

リスクがない場合はこのように表示されます。

 

検知

すでに削除されています。

閉じる(×)又は「確定」を押します。

 

ブロックする場合は「Block」を押します。

それ以外の処理をする場合は、「Block」の右側を押して処理項目を選択します。

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