「Kaspersky Free」使い方と性能評価

「Kaspersky Free」使い方と性能評価

無料のセキュリティソフト「Kaspersky Free」を紹介します。

 

 

説明

種類:セキュリティソフト

料金:無料

開発:Kaspersky Labs

対応OS:Windows OS

広告:なし

 

Kaspersky Freeは有料版と比べて機能制限があります。

評価機関でのテストでは検知性能や駆除性能で高い評価を得ていて、検出率では常に上位を維持し、総合的にも高い性能となっています。

アドウェアやPUPは弱いとされていますが、フリーソフトなどの使用を気をつけていればあまり問題ではないように思います。

ブラウザの拡張機能を使用しなくても危険サイトから保護でき、Microsoft EdgeやInternet Explorerにも対応しています。拡張機能が必要な無料のAviraやAvastなどと比べて使いやすく、Edgeを使用している人はKaspersky Freeがいいでしょう。

 

性能評価

テスト日:2017/7/27

ファイル数:22

 

Kaspersky Free:21

アバスト 無料 アンチウイルス:21

Windows Defender:18

 

テスト日:2017/7/29

ファイル数:20

 

Kaspersky Free:15

Avast:15

Windows Defender:15

Malwarebytes:13

 

テスト日:2017/8/17 – 18 – 19

ファイル数:1561

 

Kaspersky Free:865(リアルタイム保護の検知:861) – 1031 – 1149

アバスト 無料 アンチウイルス:1201 – 1187 – 1273

Windows Defender:832(リアルタイム保護の検知:149) – 756 – 712

*リアルタイム保護の検知は、圧縮ファイルを解凍した時に検知した数です。

 

アバストのほうが検出数では多いですが、18日のテストで検出数が下がっているのが気になります。Windows Defenderも検出数が下がっています。もちろんこれだけのテストでは不十分で、さらにテストすればKaspersky Freeでも下がる可能性はあります。

 

機能

・File Anti-virus (マルウェア対策)

・Web Anti-Virus (危険なウェブサイトやファイルのダウンロードをブロック (Google Chrome、Microsoft Edge、Internet Explorerなどのブラウザに対応))

・IM Anti-Virus (インスタントメッセージ保護)

・Mail Anti-Virus (メール保護 (マルウェアの保護のみ))

・Kaspersky Secure Connection (VPN (暗号化して通信する機能)、1日300MBまで)

 

ウェブサイト

ダウンロードページ

 

ダウンロード

「DOWNLOAD NOW」を押すとダウンロードされます。ダウンロードされない場合は再び「DOWNLOAD NOW」を押します。

 

インストール

「Continue」を押します。

「Install」を押します。

インストール中です。

「Done」を押します。

 

登録

使用するには登録する必要があります。

「Register now」を押します。

既にアカウントがある場合は、右側に入力して「Sign in」を押します。

「Email adress」と「Password」を入力し、下のチェックボックスにチェックを付けます。

「Create an account」を押します。

「Done」を押します。

 

メールが届きます。

「ACTIVATE THE ACCOUNT」を押して有効化します。

 

使い方

タスクトレイのアイコン

左が「Kaspersky Secure Connection」でVPN機能です。VPNは通信内容を暗号化して公衆Wi-Fiなどでも安全に通信するためのものです。

右が「Kaspersky Free」です。

 

メイン画面

「Scan」はスキャンで、マルウェアがないかを確認します。

「Database Update」は更新です。マルウェアを検出するための情報を取得します。これは通常は自動で行われるので、何らかの問題で更新されない場合以外は意識する必要はありません。

それ以外は有料版の機能なので、使用することはできません。

 

設定

左下の歯車を押します。

「Protection」は保護機能です。「On」は有効状態です。

「Perform recommended actions automatically」は検知された時に自動で推薦されている処理をします。

「Launch Kaspersky Free at computer startup」はKaspersky Freeをパソコン起動時に実行するかを設定します。無効にしていると保護されません。

「Set up password protection」はパスワードで設定の変更がされないように保護します。

それぞれの保護機能の有効無効を設定します。

スキャン時のセキュリティレベルを設定します。

「High」は厳しく判定し、「Low」はゆるめに判定します。厳しくするほど安全なのに誤って危険と判断してしまう可能性が高くなりますが、保護性能は高くなります。

 

「File Anti-Virus」、「Web Anti-Virus」、「IM Anti-Virus」、「Mail Anti-Virus」を押すとそれぞれの設定ができます。

「File Anti-Virus」です。

「Security level」は検知判定の厳しさです。「High」(高い)は厳しく「Low」(低い)はゆるいです。高くするほど多くのマルウェアを検知できる可能性が高まりますが、安全なのに誤って検知してしまう可能性が高まります。

「Advanced Settings」を押すと詳細な設定ができます。

「File types」はスキャンする(調べる)ファイルの種類です。「All files」は全てのファイル、「Files scanned by format」は特定のフォーマット、「Files scanned by extension」は特定の拡張子、です。

「Edit protection scope」は保護する範囲です。

「All external devices」は全ての外部デバイス、「All hard drives」は全てのハードドライブ、「All network drives」は全てのネットワークドライブ、です。

全てを有効にすることをお勧めします。

 

「Heuristic Analysis」は新種のマルウェアかを調べるための機能です(ヒューリスティック)。通常マルウェアを検出するためにはマルウェアが発見されてから検出できるように対応することで検出できるようになります。ですがそれだと手遅れになることもあります。そこでマルウェアなのかを解析して調べることで、発見されていないマルウェアからも保護することができます。ただし、この機能は誤って判定してしまうこともあります。「Deep scan」は詳しくスキャン、「Medium scan」は中程度のスキャン、「Light scan」は簡単にスキャン、です。

「Scan only new and changed files」は新規又は変更されたファイルのみスキャンします。

「Scan archives」はアーカイブ(圧縮)ファイルをスキャンします。

「Scan installation packages」はインストールパッケージをスキャンします。

「Scan mode」はスキャンモードです。「Smart mode」は詳しくは分かりませんが適切なスキャン、「On access and modification」はアクセスと変更時にスキャン、「On access」はアクセス時にスキャン、「On execution」は実行中にスキャン、です。

「URL Advisor」の「Check URLs」はURL(ウェブページ)の安全性を確認するかを設定します。「On all websites except those specified」は指定されたウェブサイト以外全て、「On specified websites only」特定のウェブサイトのみ、です。

「Configure trusted URLs」は信頼(許可)するURLを設定します。

「Check the website for malware」はマルウェアかを確認します。

「Check the website for phishing」はフィッシングサイトかを確認します。「Use Heuristic Analysis」はヒューリスティックを利用して確認します。

「Check the website for advertising」は広告かを確認します。

「Check if the website can be used by criminals to damage your computer or personal data」はコンピュータや個人データに損害を与えるかを確認します。

「Protection scope」は保護範囲です。「Incoming and outgoing messages」は受信と送信を調べます。

「Heuristic Analysis」はヒューリスティックによる検知を設定します。

「Skip attached archives」はアーカイブファイルをスキャンしないようにします。

「Scan POP3, SMTP, NNTP, and IMAP traffic」はこれらの通信規格の通信をスキャンするかを設定します。

「Advanced Settings」を押すとそれぞれのスキャンの種類の設定ができます。

これは「Full scan」の場合です。

「Edit scan scope for Full Scan」はスキャン範囲を設定します。

 

スキャン

ファイルまたはフォルダを右クリックしてのスキャン方法。

ファイル又はフォルダを選択して右クリックします。「Scan for viruses」を押します。

スキャン中です。

スキャン結果です。

「Detailed report」を押すとスキャンした結果の詳細を見れます。

 

スキャン画面からのスキャン方法。フルスキャンなどをする場合はこの方法になります。

「Scan」を押します。

左側のスキャンの種類を選択します。

「Run scan」を押すとスキャンが開始されます。

スキャン中です。

スキャンが終了するとメッセージが表示されます。

 

マルウェアが発見された場合は赤枠の部分のように表示されます。

赤枠の部分を押すと詳細(隔離されたファイル一覧)が表示されます。

「Restore」は選択した項目を復元、「Delete」は選択した項目を削除、「Delete all files」は全てのファイルを削除、です。

削除する場合の確認メッセージです。

削除する場合は「Delete」を押します。

 

検出時の表示

危険なウェブページを開こうとしたり、マルウェアをダウンロードしようとすると警告メッセージが表示されます。

Google ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザに対応しています。拡張機能などは必要ありません。

同時にこのようなメッセージも表示されます。

 

マルウェアを検知した時の表示です。

アドウェアが検知されるとこのようなメッセージが表示されます。

「Delete」は削除、「Skip」は何もしない、「Add to exclusions」は除外リストに追加、です。

 

隔離されたファイルの処理、スクリーンキーボード

「More Tools」を押します。

「On-Screen Keyboard」はスクリーンキーボードです。キー入力監視による情報流出を防ぐことができます。ログイン時のユーザー名やパスワード入力時に使用する機能です。

「Quarantine」は隔離されたファイルを処理します。隔離されたファイルを削除したり復元できます。

 

Kaspersky Secure Connection

初めての場合はこのような画面が表示されます。

「Connect」を押します。

無料版は「Virtual server」は選択できないので「Select automatically」のみになります。

設定画面です。

矢印の部分を押すとVPNでの接続が開始されます。

このようになります。

下に表示されている数字は、左がVPNで使用した通信量、右がVPNでの通信限度量です。300MBまでです。

容量が少ないので、公衆Wi-Fiなどで個人情報など重要情報を扱う場合にだけ使用するようにするといいと思います。ただし、TLS(SSL)のウェブサイト(URLの先頭がhttps)やメールに関しては暗号化されているので、そのような場合はVPNは使用しなくてもいいと思います。

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